●五十肩は別名、四十肩とも呼び、40才以降に発症し、肩の痛みと運動制限をきたす病気です。
●髪をとかしたり、上着の着脱時、肩を上げるときなどに症状が出るほか、ひどくなると、歯磨き、炊事・洗濯、寝返りの時にも症状が出ます。
●原因は、肩の関節の老化によって生じるとされていますが、明らかな原因がないことがこの病気の特徴です。同じ症状でも、腱板断裂(肩の深くにある腱板という筋が切れる病気)や石灰沈着性腱板炎(腱板にカルシウムがついてしまう)の場合があり、それぞれ治療法が異なりますので、五十肩は整形外科医による診断が大切です。
●五十肩のチェック方法、急性期と慢性期の治療や対策について概説しました。冷湿布と温湿布の違いなどなど。
●慢性期には、アイロン体操や、指階段体操に、効果があります。