ようこそ医療ジャーナリスト・医学博士、森田豊の公式ブログへ。

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1963年東京都生まれ。88年秋田大学医学部卒業。95年東京大学大学院医学系研究科卒業。96年東京大学医学部附属病院助手を務め、97年ハーバード大学医学部専任講師。2000年埼玉県立がんセンター医長。04年板橋中央総合病院部長。現在は、現役医師、医療ジャーナリストとして、テレビ、雑誌等のメディアで活動中。さまざまな病気の概説や、医療に関する種々の問題に取り組む。

2012年1月31日火曜日

TOKYO FM, Blue Ocean、コメンテーター(四回目)


本日、TOKYO FM, Blue Oceanに、コメンテーターとして、四回目の生放送出演をしました。(写真は、パーソナリティの望月理恵さんと)。今日のテーマは、「あなたの冬の美容&健康トラブル教えて」です。乾燥肌、ニキビ対策から、風邪やインフルエンザ対策まで、徹底解説しました。リスナーの方々からは、番組への多数のお問い合わせをいただき、可能な限りお答えしました。

2012年1月29日日曜日

テレビ朝日、健康になりたい芸能人のカラダの悩みお助けツアー、進行役

本日放送のテレビ朝日、健康になりたい芸能人のカラダの悩みお助けツアーにて、テレビ朝日、佐分千恵アナウンサーとともに、進行役をつとめさせていただきました。5人の芸能人の方々のカラダの悩みを、様々な場所にツアーで訪れ、解決していくという企画です。内容は、有賀さつきさん(肩こり→枕選び)、芹那さん(冷え性→入浴法)、田村裕さん(胃腸の悩み→レストランで胃腸力アップの食事)、錦野旦さん(免疫力低下→レストランで免疫力アップの食事)、ヒデさん(腰痛→ストレッチ)でした。
写真は、左から、ヒデさん、田村裕さん、山田朱織先生。

2012年1月27日金曜日

インフルエンザA香港型、最新予防法(知りたがり!フジテレビ)

本日のフジテレビ、知りたがり!では、1月に入って患者が激増しているインフルエンザの実態。患者数の推移、A香港型の特徴について、スタジオで解説しました。
インフルエンザワクチンの効果や、だれでもできる最新予防法まで概説を試みました。

2012年1月24日火曜日

上柳昌彦、ごごばん!

本日のニッポン放送、上柳昌彦、ごごばん!に、ゲストとして三回目の出演をしました。
アシスタントの増山さやかさんと共に、医学にまつわるお話をしました。
インフルエンザ、冬の脱水などを前半の話題として、後半は、近著、『あの「健康法」のウソ・ホント(ワニブックス【PLUS】新書』から、断食ダイエット、耳ツボ押しダイエットなどを検証しました。
風邪の予防としてのマスクの効果、風邪の時に体を暖めたりお風呂に入ることの是非、食べてすぐ寝ると太るか、などについても解説しつつ、リスナーからのご質問にお答えしました。

TPPでの混合診療全面解禁の是非(J-WAVE)

アメリカが、TPP環太平洋連携協定への参加交渉や事前協議で、保険適用の診療と適用外の自由診療を併用する「混合診療」の全面解禁を対象外とする方針を日本政府に非公式に伝えていたことが昨日分かりました。本朝のJ-WAVE、J-WAVE TOKYO MORNING RADIOでは、TPPでの混合診療全面解禁の是非について下記の一部を解説しました。
●公の医療保険が効く保険診療は、診療費のおおよそ3割だけを病院の窓口で払えばいいことになります。
●保険のきかない自由診療では、すべての費用は患者さんが窓口で払うことになります。
(たとえば、国内で認可されていない薬の投薬、新しい手術など)
●混合診療というのは、保険診療と、保険がきかない自由診療を、同じ日に受けることです。現在の日本の医療制度では、混合診療を行った場合、すべてが自由診療、すなわち、保険診療分も、すべて自分のお金で払わなければならないのが原則です。保険診療分を公的保険でまかなってくれないことを、混合診療の禁止と呼んでいます。
●もしも、混合診療が当初のアメリカの要求のように全面解禁されるとすると、混合診療を行った際に、保険診療分の約7割が、公の医療保険で支払われることになるので、混合診療をうける患者さんにとっては、一見、病院の窓口での支払いが少なくなるように思われます。しかし、ここに落とし穴があるということから、日本医師会などの団体は反対をしたのです。すなわち、混合診療を解禁すると、自由診療の方に、力を入れる病院が多くなるという風潮につながってしまい、これまで、国内で認可されていない薬や、保険適応でない手術などによる自由診療の割合が増えるのではないかと危惧したからです。結果的には、自由診療に拍車がかかって、従来の保険診療の適応される範囲も狭くなって、国民皆保険制度も壊れる可能性があります。自由診療が多くなってしまうと、お金をもっているひとだけがよい医療を受けられるという医療格差が生じてしまう可能性がありますし、日本のよい制度が、医療の競争で悪くなってしまうと考えられるのです。
●今回、アメリカが、混合診療の全面解禁を対象外とする方針に出したことは、賛否両論はあるとはいえ、日本の医療に悪い影響が生じないようものと考えます。

2012年1月23日月曜日

インフルエンザについて、TOKYO FM、クロノスにて

本朝のTOKYO FM、クロノスで、インフルエンザの流行・予防についてコメントしました。
 インフルエンザの患者さんが、1月に入ってから急に多くなってきました。一月の第一週にくらべて、第二週では、患者の数が二倍に増えていますので、まさしく流行に入ったと考えられます。気温が冷え込んできて、空気も乾燥したために、ウィルスが活発になり、人から人へ移りやすくなってきたからです(湿度が低下するとウィルスは空気中を漂いやすい)。今年のインフルエンザの多くがA香港型という従来からあるものです。従来、新型インフルエンザと呼んでいたものは、少ないのが現状ですし、また新型インフルエンザとして分類しなくなりました。他のインフルエンザと症状や治療法が変わらないためです。
 インフルエンザ予防の原則は、まず、第一に、ウィルスを体に入れないこと、第二に、体の抵抗力をつけること、そして、第三に、ワクチンを打っておくことです。
 第一の、ウィルスを体に入れないようにすることですが、人混みでマスクをつけたり、こまめにうがいをしたり、手洗いを行うことです。昭和大学からの報告では、うがいをする際には、紅茶、緑茶、ウーロン茶などですると、効果があるとのことです。お茶に入っているカテキンという成分がウィルスをやっつけてくれるのです。現在、湿度が非常に低く乾燥していますので、ウィルスが空気の中を漂いやすいため、部屋の加湿などにも注意していただきたいと思います。
 第二の、体の抵抗力をつけることですが、これは、十分な睡眠をとり、バランス良い食事をとることです。同じ量のウィルスが入ってきても、体の抵抗力によって、病気になるかどうかが異なります。規則正しい生活はとても大切です。
 そして、第三番目のワクチンですが、今からでもインフルエンザワクチンを打つことをお勧めします。打った方の約70%に、免疫がつき、インフルエンザにかかりにくくなる効果が望めます。ワクチンをうってから、効果がでるまでに2週間かかります。

2012年1月10日火曜日

ひるおび!、健康常識パートⅩIII

TBSテレビ、ひるおび!のカラダ講座コーナー、「アナタの健康常識、それってウソ、ホント」が、本日で13回目の放送となります。本日は、青魚を食べると頭が良くなる?、虫歯が原因で死ぬことがある?、擦り傷・切り傷は早めに乾かして治す方が良い?、爪の白い部分は健康状態と関係がない?、を取り上げました。

2012年1月8日日曜日

読売テレビ、たかじんのそこまで言って委員会、二回目の出演

読売テレビ、たかじんのそこまで言って委員会に、2回目のスタジオ出演しました。新春早々緊急提言!2012年、「そこまで言って委員会」が日本を変える!。 
 橋下徹氏、津川雅彦氏らとともに、7名が提言をしましたが、私の担当は、医療。日本の医療を守るため、名医信仰から脱却せよ!、という身近なところから話しをはじめ、日本の医療制度の問題点、医療崩壊の防止策などを主張しました。

2012年1月6日金曜日

TOKYO FM、よんぱちのゲスト


本日のTOKYO FM、よんぱち、にゲストとして出演しました。
先月、出版した「あの健康法のウソ・ホント(ワニブックスPLUS新書)」を用いて、南海キャンディーズの山里亮太さんにウソホントクイズをしていくという企画でした。アナウンサーは、柴田幸子さんでした。

みのもんたの朝ズバッ!、健康相談所、第一回、冬の脱水

本年より、TBSテレビ、みのもんたの朝ズバッ!、金曜日の「朝ズバッ!健康相談所」の解説・監修を担当します。第一回は、冬の脱水がテーマです。
●一般に体重の2%の水分を失うと喉が渇くという症状がでます。夏は汗をかいて、喉の渇きセンサーが早く働くので水分補給をすぐ行う傾向にありますが、冬は脱水がゆっくりと進んでいるので喉の渇きの症状が出にくいのです。冬は、夏のように汗はあまりかかないものの、空気の乾燥、暖房による湿度低下で皮膚表面から失われる水分量も増え、徐々に脱水になっている可能性があります。
●脱水が進むと、血液が濃縮されドロドロの状態で、血管内に血栓(血の塊)ができやすくなります。そこに冬場の冷え込みによる気温の変化が生じ血圧が変動すると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性は高くなるので、冬の脱水はあなどれません。
●以下にあてはまる人ほど注意が必要です。
①冬の時期には、あまり水を飲まない
②暖房、ホットカーペット、電気毛布などの温度は高めに設定する
③部屋の加湿をしていない
④飲酒時や飲酒後に水分を摂っていない
●冬もこまめな水分摂取を心がけ、乾燥に注意してください。

2012年1月2日月曜日

ラジオ人間ドック、長生き、ニッポン放送

明けましておめでとうございます。今週の、ニッポン放送、高嶋ひでたけのあさラジ!、ラジオ人間ドックのテーマは、長生きです。世界一の長寿国である日本。なぜ日本人は長生きなのか、女性の方が長寿である理由、日本人の3大死因の回避法、人間の寿命の限界、睡眠時間と寿命などについて、解説します。