著書、『今すぐ 「それ」をやめなさい!』より。
http://www.subarusya.jp/book/b226924.html
亭主関白の傾向が強い夫は、夫婦の立場が平等である夫よりも死亡率が高いということが、ミシガン大学の研究でわかりました。亭主関白的な人は、病気などが原因で死ぬ可能性が、亭主関白でない人より20パーセント多く、事故や殺人(!)などが原因で死ぬ可能性も2倍以上多いそうなのです。亭主関白を貫く男性は、家庭以外でも社会的にも権力を得ようとして周囲の人たちと争う傾向が強い、リスクがある行動を取りがちになり、ストレスが多くなるからのようです。ストレスが多いと交感神経が高ぶり、心臓や脳の血管が収縮しやすく、心筋梗塞や脳梗塞になりやすいのではないかと考えられます。そういう意味で、逆に「かかあ天下」の妻も健康によくありません。お互いにいたわり合う「男女平等」が夫婦の健康にはいちばんなのでしょう。