ようこそ医療ジャーナリスト・医学博士、森田豊の公式ブログへ。

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1963年東京都生まれ。88年秋田大学医学部卒業。95年東京大学大学院医学系研究科卒業。96年東京大学医学部附属病院助手を務め、97年ハーバード大学医学部専任講師。2000年埼玉県立がんセンター医長。04年板橋中央総合病院部長。現在は、現役医師、医療ジャーナリストとして、テレビ、雑誌等のメディアで活動中。さまざまな病気の概説や、医療に関する種々の問題に取り組む。

2011年9月12日月曜日

ひるおび!、シルバーウィークは熱中症に要注意

ここ数日、熱中症による病院への搬送者が出ています。
9月も中旬になりますが、まだまだ、気温や湿度が高く、蒸し暑い日がありますので、油断をせずに、夏同様の熱中症対策が必要です。

シルバーウィークに向けて、要注意な場所は、
●車の後部座席にいる幼児です。なぜかというと、
1,後部座席は比較的エアコンがききにくい
2,チャイルドシートで座高が高くなり後部窓から直射日光が後頭部にあたりやすい
3,チャイルドシートに固定されていると背中に熱がこもりやすい
4,長距離移動の際に急なトイレを心配して水分を控え脱水になりやすい
●対策としては、運転者・保護者は、後部座席のお子さんに注意してほしい。
具体的には、頻回に、お子さんの背中や、身体に触ってあげて、熱がこもっていないかどうか、汗をかいていないかどうかを確認する。熱がこもっていたり、汗をかいていたら、衣類を含む周囲の温度湿度調節、水分・塩分補給をすることです。

本日のTBS、ひるおび!にて、上記の一部をコメントしました。