2013年5月14日火曜日

ひるおび!、暑熱順化

TBSテレビ、ひるおび!では、暑熱順化をとりあげました。今後、夏に向けて、熱中症に注意が必要となりますが、その対策として5月からできること、それが暑熱順化です。熱中症の本格シーズンは、7月からですが、今から、それに備える体づくりが大切です。暑熱順化とは、暑い環境でも体温調節ができるように体を適応させた状態のこと。順化すれば、皮膚の血液の流れも増加しやすく、汗の中に出る塩分も減り、体温が上がりにくく、水分補給で体の水分が回復しやすく、これらが相まって、熱中症になりにくい体となります。具体的には、今から、汗をかく運動をしつつ(一日15分~30分、週4日以上、お年寄りでは早歩き30分でもいい)、運動後に牛乳などのタンパク質を摂取すること。タンパク質をとることで、血管内に水分を引き付け、血液の量が増えます。血液の量が増えると汗の量も増え、また、皮膚表面の血液の量も多くなり、熱中症に負けない体となるわけです。