2012年6月20日水曜日

夏型過敏性肺炎、ひるおび!

本日のひるおび!では、夏型過敏性肺炎について解説しました。一般的な肺炎は、細菌やマイコプラズマなどの病原体によるもので冬に多いのですが、夏(6月から9月)には、カビ(トリコスポロン)などによるアレルギー反応で生じる肺炎が起こります。部屋の中、すなわち、浴室・台所・エアコンなどで発生したカビを吸い込み、アレルギー反応から肺炎を生じるのです。抗生物質は効かず、肺の機能が弱まることもあります。30~50歳代の女性に多いとされていて、家庭内の滞在時間が長く、カビとの接触する機会が多いためと考えられています。夏の間だけ咳がでる、旅行など自宅を離れると体調がよくなる、などが特徴です。