2011年11月8日火曜日

ひるおび!急性呼吸不全

今日のひるおび!、冒頭コーナーでは、鳴戸親方が急性呼吸不全にてお亡くなりになられたことに関して、急性呼吸不全について解説しました。
急性呼吸不全とは、何らかの原因で、酸素を肺から十分に取り込めない状態となり、血液中の酸素が低下することです。原因としては、肺炎、喘息の発作、呼吸中枢の異常(脳卒中など)、胸の外傷(肋骨、肺の外傷)などがありますが、鳴戸親方に関しては、39℃程度の発熱もあったことから肺炎と、持病の喘息の発作の悪化が原因として考えられます。
喘息は、様々な精神的ストレスで悪化しやすいですし、糖尿病を患っていたために、肺炎などの感染症が重症化しやすく、急性呼吸不全になったものと考えられます。
急性呼吸不全の説明の後、これから冬に向かって、気をつけなければならない、呼吸器の感染症(上気道炎、下気道炎)について、概説しました。