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1963年東京都生まれ。88年秋田大学医学部卒業。95年東京大学大学院医学系研究科卒業。96年東京大学医学部附属病院助手を務め、97年ハーバード大学医学部専任講師。2000年埼玉県立がんセンター医長。04年板橋中央総合病院部長。現在は、現役医師、医療ジャーナリストとして、テレビ、雑誌等のメディアで活動中。さまざまな病気の概説や、医療に関する種々の問題に取り組む。

2012年3月2日金曜日

朝ズバッ!健康相談所、第六回、花粉症

TBSテレビ、みのもんたの朝ズバッ!、金曜日の「朝ズバッ!健康相談所」の第六回は、花粉症を取り上げました。花粉症はひどくなると、不眠・うつ状態につながります。
●花粉症は、植物の花粉(60種類以上)が原因となって、アレルギー症状を起こす病気です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりの他、目のかゆみ・充血なども生じます。ひどくなると、思考力や集中力の低下、不眠、うつ状態などにもつながります。意外とまぎらわしい、風邪の症状との違いも触れました。
●花粉症が増えている原因として、スギ花粉の増加、幼児期の生活の変化、食生活の変化、大気汚染などが考えられています。
●主な治療は、薬、脱感作療法、手術などです。
●予防としては、外出時のマスク、帽子、めがね着用などに効果があります。さらに、花粉を部屋に持ち込まないためにも、玄関先で衣類や洗濯物を叩くなども大切でしょう。帰宅時のうがい、洗面もいいでしょう。
●食べ物、飲み物による民間療法なども注目されてきていて、今後期待できるかもしれません。
そして、数日前から報道のあった、ダチョウの卵が、花粉症を救うかもしれません!。(ダチョウの卵の成分を使ったマスクなどで、花粉症を予防できる製品が実用化)